高知県土佐清水市の鮮魚ボックスの魚で出汁をとったあら汁【魚食74日目】

Pocket

12/9(木)分です。
ひきつづき火曜に届いた高知県土佐清水市のふるさと納税の返礼品でいただいた鮮魚ボックスの魚たちを使った料理を食べました。
今回はあら汁。
捌いた魚たちをなるべくきれいな状態で保存していました。
今回はそのあらを使っていきます。
魚の種類は鮮魚ボックスに入っていた魚でカマス以外すべてで、ヒラソーダガツオ、メアジ、ホウセキキントキ、カンパチです。
ヒラソーダガツオは血合いが多いからちょっと臭みが出ているかなと思ったのですが、それほどではなかったです。
ただ、一度湯通しはして表面を水で流しながらある程度洗いました。
その後鍋に投入して水と酒、ネギの青いところと生姜1切れを入れた状態がこちらです。
どの魚もとてもキレイでとても期待が持てる感じです。
もう何百回もあら汁は作ってきたのでだいたいわかるんですよね。
うまいやつはこの段階でうまいし、いまいちなときはすでになんかいまいちかなーってのがわかります笑

火を通している途中に何回か灰汁を取るのですが、全然臭みがなく、灰汁もあまり出ませんでした。
たいてい灰汁が出てくるのですがやはり鮮度がいいので灰汁も少ないようです。
そして表面にいい感じで脂が浮いていました。
養殖魚のようにギトギト感満載の脂ではなく、すごく上品そうな脂です。

ある程度沸騰したら出来上がりで、今回はあらをすべて取り除きました。
出汁だけになったところに豆腐を入れ、味噌を溶いて出来上がり。
こちらは何も入れていないノーマルバージョンです。
具は豆腐だけ。
食べる前に柚子胡椒を少々いれて食べるととんでもなく絶品でした。
久しぶりにここまで美味しいあら汁ができあがりました。

こちらはあおさ入りバージョン。
まあ写真だすほどではないかもしれませんが笑
あら汁とあおさはすごく相性がよくて、入れるとまた違う美味しさと楽しめるのでおすすめです。

先ほどは昼食だったのですが、本日は夕食も魚にありつけました。
妻がスーパーで刺身が大量に半額になっていたということで買ってきてくれました。
買ってきてくれたからには食べないと勿体ないので堪能しました。

こちらは私が大好きな切り落とし。
切り落としはそのお店で当日扱った魚をいろいろ食べれるので、お店の質をはかるのにちょうどいいのですごく気に入っています。
部位もハラミの部分とか結構入っていたりするのでいい切り落としとめぐり逢えるとすごく得することがあります。

イサキの湯引きです。
イサキといえばやはり皮が美味しいですね。
この食べ方が一番好きです。

最後にサワラの炙り。
サワラも皮が美味しいですが、湯引きよりも炙りですね。
それほど大きいサワラではないのであっさりしていましたが、それでもサワラ独特のねっとり感と味わいは感じられました。