イノシシを頂きました

投稿者: | 2014年12月20日
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魚をよく捌いているので魚を持って来てくれる方はたくさんいるのですが、いよいよイノシシまで持ち込んでくれる方が現れました(笑)
鶏は皮と内臓が取れた状態のものは一度やったことがあるのですがイノシシはまったく未知の領域です。

持って来てくれたものをみてみると、どうやら足1本のようです。

イノシシの足

鶏のモモがものすごく大きくなったような感じです。
鶏もそうだったけど魚のように骨がまっすぐではないのでなんとなく骨と肉を少しずつ切り分ける感じで切ってみました。
そうすると意外と骨と肉はきれいに分けることができました。

イノシシの肉

ここまでできれば売っている牛肉・豚肉・鶏肉と大差ないですね。
これをどうするか、ということで考えましたがまずはシンプルに焼いてみようと思い、味付けせずに油で焼いてみましたが、ご飯が余っていたのでチャーハンにしちゃいました。
具はイノシシの肉と家の鶏の卵と小ねぎ、にんにくとしょうがを少々すって混ぜ込みました。

イノシシチャーハン

こんな感じで出来上がりましたが、味のほうはいきなり絶品です。
イノシシは臭いというレッテルを貼られていますが、まったく臭みがなく、むしろ安い豚よりも格段に美味しいものでした。
獲った方が丁寧に処理してくれたからだとは思いますが、やはりいい食材にはずれはないですね。
ということでいきなりイノシシの美味しさを堪能できたので残りの肉の調理も楽しみです。

次に何を作ろうかと考えましたが、やはり和食系がいいなと思い浮かんだのが角煮。
豚の角煮が美味しいのだからイノシシの角煮がまずいわけないと思い、イノシシの角煮に挑戦。
レシピは豚の角煮をネットでいくつか検索し、それをベースに作りました。

まず最初にブロック上に切ったイノシシの肉をフライパンで表面だけ焼きました。
その後、ねぎの青いところとしょうがを入れた水たっぷりの中に炒めたイノシシの肉を入れました。
この辺はいつもやっている魚の粗汁に似ていますね。
ちょうどこの時期はストーブが常についているのでもちろんストーブの上で煮込みます。
小さいストーブなのでそれほどパワーがないので煮込むのにはちょうどよい火加減でした。

ストーブでイノシシ角煮に込み中

仕事をしながら待つこと3時間半、水がだいぶ減ったのでそろそろいいかなと思い次の工程へ。
肉を少し冷ました後、しょうゆ+みりん+酒+砂糖をまぜた水の中に煮込んだイノシシの肉を入れます。
そしてまたストーブの上に乗せて仕事します(笑)

今度は1時間半くらい煮込みました。
この間に煮卵用のゆでたまごを茹でておいたので、煮込み終わって冷ました後、ゆでたまごを放り込みました。
この時点でものすごく食べたかったけどすでに夜0時を回っていたので我慢して一晩寝かせました。

イノシシ角煮と煮卵

まちにまった翌日ですがなんと白ごはんがちょっとしかなかったので、小学校へ行く息子の白ごはんの上に出来上がったばかりのイノシシの角煮と煮卵をのせてあげました。
一口食べて息子が発した言葉は・・・「やばい、美味しすぎる」です(笑)
やはりいい肉なのでどう調理しても美味しいのかもしれませんが手間をかけただけあってうれしいですね。
そして私が食べられたのは結局昼ごはんになりました。
しかしこれがよかったんです。
朝一度火を通し、昼までしばらくおいてまた昼に一度火を通したせいか、味が朝つまみぐいしたときよりも格段にやわらかくなり味も染込んでいました。
とりあえず食べたくてしょうがなかったのでご飯の上に全部乗っけてイノシシの角煮と煮卵丼で食べました。

イノシシの角煮と煮卵丼

一口食べて私が発した言葉・・・「やべえ、美味い」・・・・・息子と同じこと言ってしまいました(笑)
これは本当に美味しかったです。

イノシシの肉もトロトロです

イノシシの肉もトロトロになり、煮卵にも味が染込んで言うことありません。
付け合わせの高菜がまた相性抜群でした。

角煮で結構肉を使ったのでもう残りは少なくなってきたのですが、まだまだ続きます(笑)
次は晩御飯、イノシシの肉を使ったぼたん鍋をやってみました。
しかも出汁のベースとして、イノシシの角煮の下茹でをしたときの出汁を使いました。
下茹で中あまりにいいにおいだったので捨てるのがもったいなかったので残しておいたものです。
この出汁に水を少し加えただけで後は大根・にんじん・春菊・水菜・イノシシの肉・ちゃんぽん麺などを入れて最後に自家製味噌を入れただけです。
ちょうど息子の友達とYさんの母が来ていたのでみんなで食べたのですが、これまた大好評。
イノシシ肉の出汁と野菜と味噌の相性が抜群でした。

ぼたん鍋とちゃんぽん麺

前日昼からイノシシ三昧なんですが、次の日の昼、角煮のたれを捨てるのがもったいなくて残していたら、それを利用して中華丼を作ってくれました。

イノシシ角煮たれで作った中華丼
その中には先日頂いて冷凍していたソデイカの身も。
ちょうど東京出張に言ったばかりだったので、美味しい頂き物が多い日常って本当にありがたいなーと思いました。

ちなみにイノシシを頂いたお返しとして、自家製カマス干物ともらったソデイカで作った干物を渡しました。
お金のやり取りがない物々交換、ほんといいですね。